おまけ。







「もう泣きやみなよトモミぃ〜〜!

 ほら、鼻拭きなって」


「グスッヒグッごべんめ〜〜。

 ハバビ大会楽しみにしてたのにごべんめ〜?」


「コクんなよぉって押したのあたしだしぃ〜

 トモミは何にも悪くないってぇ〜。

 ヒドイのはあのヤロウじゃんかぁ。

 あんな人前で振るなんてヒッデェ男〜。

 ホンットあんなヤツとつきあわなくてよかったよぉ。

 超無神経じゃん。

 ほんっといいの顔だけって感じぃ〜。

 あーゆーのに限ってぇ、ヘンタイっぽいエッチしたりするんだよね〜。

 あんなのとつきあうようなヤツの気がマジしんない〜」


「ごべんめぇ〜〜。

 でぼアヤカも本当は小林くんのこと好きだったんだしょ〜」


「え?いや全然そんなこと無いって!全然未練とか無いしぃ〜。

 やっぱさぁ〜アタシたちにはあの人しかいないよねぇ〜。

 チョーかっこいいもんねぇ」


「え〜?でもあいかわらず悪い噂とか多くて、なんか怪しい人だよぉ〜」

「その怪しいとこがいいんじゃん!

 あー氷川さん超ステキぃ〜」


「氷川さんステキだよねぇ〜。

 街頭テレビでまた観たぁいぃ〜」


「ステキぃ〜」

「超ステキぃ〜」







                        あの女子高生たちでした。













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