DEADMAN WALKING 〜あとがき〜




ここまで読んでくださってありがとうございます。
こっそりあとがきだけリニューアルです。


これはこちらのサイトで初めて書いた長編で、今読むと大変拙い部分があちこちに見られるのですが、
(特にタイトルのつづりがあちこち間違ってて……面白かったので直しませんでした)
逆に今ではもはや書けないであろう、かなりストレートな情念系です。

今だったらこの組み合わせでああ書けるかな〜、こう書けるかな〜、
ここはもっとこうしたかもな〜と、思ったりもしますが、
当時を尊重して、手を入れずにそのままにしました。

いや、単に直すとキリが無いのとめんどくさいんですが。


当時は老人受老人受!とあまりに無頼な分野に飛び込んだつもりで、戦々恐々としておりましたが、
回想シーンの先生はまだ50歳。自分を老人と呼ぶにはまだまだ熟年盛りでしたね……すみません。


壮年老年受もいつのまにかメジャーとは言えないまでも様々広がりつつあり、大変ありがた嬉しいことです。
あちこちでウホッ!いい老人…。を見かけるたびにキュンキュンしますよ。
色恋は決して若人だけのものではないので、やおいも斯くありたいものです。
大岡越前のおっかさんも言ってますから。


後半の検察側の不正云々のエピソードは、角川文庫(前新潮文庫と書いていたのは間違いでした…)の

『検察の疲労』

に掲載されていた、実際にあったエピソードを面白すぎるのでそのまま拝借しました。
しかも実際にはこれで弁護士が押し負けたらしく……すごいなぁ現実。(何度でも言う)

あと様々な死刑制度の本から勉強させていただきました。
制度への興味と理解を深めるきっかけになったこのカプには本当に感謝しています。
イッツァやおいスタディでしたよ。萌えって役に立つ!(自分の)

DEADMAN WALKI NGを書いてもう何年後だろう。
最近、信視点で最後の短編を書き、友人のシンカルアンソロに寄稿させていただきました。



こちらも短いですが頑張って書きましたので、機会があれば合わせて読んでいただけると幸いです。

あとがきまで読んでくださりありがとうございました。


七都拝

(ブラウザバック、またはウィンドウを閉じてお戻りください)